包茎の種類
こちらのページでは包茎の症状の種類や危険度についてまとめました。
包茎は大きく分けると5種類
ご自分の包茎の程度を把握し、適切な処理を受けるためにもまずは包茎のタイプと、それぞれの危険度について知っていきましょう。
仮性包茎(軽度) | 危険度★ | 軽度の包茎なら、糸を使って包皮を固定するだけで治療できる可能性があります。 |
---|---|---|
仮性包茎(重度) | 危険度★★ | もっとも多い症状。亀頭直下法や、環状切除法が多く使われます。包皮の状態によっては、バックカット手術も使用します。 |
嵌頓包茎 | 危険度★★ | かんとん、と読みます。亀頭が露出するのを妨げている狭い部分を切除・開放した上で、仮性包茎と同様の治療、あるいは縦切開横一文字縫合手術などを用います。 |
真性包茎 | 危険度★★★ | カントン包茎と同様ですが、陰茎と包皮が癒着している場合は、それを引き離してから治療をします。 |
仮性包茎(埋没・肥満) | 危険度★★★ | 勃起時は皮が余らないが、通常時は皮をかぶってしまう埋没型の場合、埋没陰茎長茎術を使うことで亀頭が露出させられることがあります。脂肪にペニスが埋もれている場合も、埋没陰茎長茎術を使うことがあります。 |
複合して起きているパターンもあり
日本人の80%は包茎と言われています。軽度のものであれば必ずしも治療する必要はありませんが、真性包茎やカントン包茎の場合は衛生面や排せつ・性機能への支障を考えると手術をすべきでしょう。
とくに、皮がむけるときに痛みを感じる場合は、早めの手術がおすすめです。
また、真性包茎と肥満型の包茎などが複合で起きている症状もあり、深刻な場合は自分で治療を受ける・受けないを判断すること自体が危険な場合も。
医師に適切な治療法を見極めてもらおう
包茎の種類や症状によって適切な治療法は異なります。放置しておくとどんどん症状が悪化したり、他の病気を引き起こしたりする原因になりかねませんし、思い立った時点で無料カウンセリングなどを受けてみましょう。
とくに中度以上の包茎の症状が見られる場合には、まずは医師に相談してみることをおすすめします。
包茎の種類についてもっと詳しく知る
真性包茎
真性包茎は包皮口が狭く亀頭が露出できない症状のことで、性器のにおいがきつくなったり、炎症や感染症を引き起こしてしまったりする可能性があります。健康保険の対象となる治療を受けることも可能です。どんな治療法があり、治療費がどの程度なのかを下記ページでまとめました。
仮性包茎
仮性包茎は通常時は亀頭が包皮で覆われているものの、勃起時や自分で皮をむくことで亀頭を露出できる症状のことを指します。真性包茎と同じく、衛生上の問題や細菌の問題はありますが、自分の手で清潔に保つことが可能です。健康保険の対象外となるため、治療費用が高くなります。治療するべきなのか?治療するタイミングはあるのか?などをまとめているので、一度チェックしてみましょう。
カントン包茎
カントン包茎とは、包茎の状態にある人がむりに皮をひっくり返す(剥く)ことで狭い包皮口が性器をきつく絞り、炎症などを引き起こす症状のことを指します。場合によっては亀頭がうっ血して切除しないといけないケースもあるなど、早めの治療が必要です。真性包茎と同じく、健康保険の対象となるため治療費用を安く抑えることができます。どんな治療方法があるのかや費用、治療のタイミングについて調べましたので、一読してみてください。
埋没包茎
埋没包茎とは、肥満が原因で起こる症状で、性器がぜい肉に埋もれて小さく見えたり、機能を果たせなくなったりします。他の包茎と比べて、包皮や性器自体に問題はないため、緊急性は高くないことがほとんどですが、治療を考えているのであれば早めに実施することで問題を解決できるでしょう。機能的に問題ないことがほとんどですが、デメリットなどもあるので、疑いのある方は一度確認してみてください。